射幸性ってなんだ?@


射幸性という言葉をご存知でしょうか。

よくパチンコの遊技性(ギャンブル性)について使われる言葉ですが、出玉が多い=射幸性が高い=ギャンブル性が高い、 という風に認識されており、そういった機種はギャンブル依存症を増大させ、のめり込み防止の観点からもよろしくないから こんな機種は認めません!と、よく警察庁からやり玉にあげられています。

パチンコ業界の規則変更は射幸性を抑制させるための変更であることがほとんどです。 それが昨今のパチンコが面白くなくなり、お客様が離れていった原因の一つでもあるんですよね。

射幸性という言葉を調べてみると、風営法第二条第一項第四号によれば、『偶然に財産的利益を得ようとする欲心』のことを指しまして、 ようは「賭けた金額に対して、期待する儲けの金額がどれくらい高いか」という意味です。

ですから、期待する財産的利益の額によって射幸性の値は上下します。

例えば、パチンコで5,000円使った場合、期待する勝ち額は5〜10万円くらい。 しかし大抵は損をするか、勝ったとしても数万円が現実的なラインです。

それに対して、宝くじではどうでしょう。

宝くじは、5千円程度の投資で1億円以上を期待する購入者が約20%いるといいます。 当選確率が数千万分の1なのにですよ。

毎年毎年サマージャンボだ年末ジャンボだと騒いで、一攫千金を狙ってみんな行列をなして買っていますが、 実は、宝くじってパチンコに比べて格段に射幸性が高いギャンブルなんです。

Aへ続く




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