パチンコ業界について思うこと@


私は普段、サラリーマンをやっています。

業界としてはエンタメ業界の端くれなんですが、某遊技機メーカーで中間管理職をやっております。

私が中途採用でこの業界に入った16年前は、転職エージェントの方に「この業種は30兆円産業だから将来安泰ですよ」とか 「パチンコ業界は不景気に強いから大丈夫」などど言われ、すごく景気のいい業界なんだということをめっちゃアピールされました。

ギャンブルを一切やらない人間としては、あまり乗り気ではなかったのですが、他に紹介してくれる会社もなかったのと、 とりあえずそれまでの経験が活かせそうなので入社しました。

この会社に入社した頃の会社は右肩上がりで業績が上がっていた時期で、じゃんじゃん作ってバンバン売って、 業界一位を目指すぞ?!なんて息巻いてて本当にイケイケな時期で、 当時のうちの会社は、パチンコ1機種で10万台?15万台売れるのはザラで、ヒット機種なら25万台?30万台売れるなど、 1ヶ月以上休みなく働くなんてことも普通でした。

ボーナスも年3回、月給も毎月ボーナス並みで生涯最高年収を毎年更新し続けるくらい景気がよく、 社員旅行も毎年海外に行けたり、我ながらいい選択をしたなぁとほくそ笑んでおりました。 私生活でも、勢いに乗って一戸建てを購入したり、外車を新車で購入したり、 けっこうゼイタクな生活ができていました。

しかし、そんな状況は長くは続かず、警察庁からの業界への締め付けがだんだんと厳しくなり、 度重なる内規変更や出玉規制などによって、遊技がどんどんつまらなくなり、 パチンコファンは少しづつ離れていってしまうのです。

Aへ続く




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